こんにちはカプリカです。今日は特別編としてアマゾンプライム限定のフォールアウト についてネタバレなしで語っていこうかと思います。
Falloutはアメリカのベゼスダというゲーム会社がつくったゲームです。今回のドラマはゲームを知っている方はもちろん、知らない方でも楽しめる作品になっておりますのでぜひこのブログを読んで自分に合いそうだと思った方はぜひご覧ください。
注 この作品はグロテスク表現(断面、欠損、大量の血、ヌード表現を有しております)。
グロテスク表現はfalloutの売りの一つです、そういうものと思ってみてもらえれば助かります。
falloutonprime 公式 X
ファールアウト 点数
まだシーズン1でありますが個人的には 90点です!! この点数はゲームのファンであるがゆえの点数であり、ゲームを知らない人はおそらく80点くらいに収まると思われます。
そもそもファールアウトってなに? 概要
あらすじ
核戦争から200年余り核戦争から生き述べた人々はVault33(核シェルーター)で再び地上にアメリカ建国の夢を持ち平和に生活をしていた。
そんななか、強固なVaultにレイダー(無法者)が侵入し主人公の父親が拉致される。父親を救うべく一度もシェルターから出たことがない主人公がウエィストランドを駆け回る。グロあり笑いありそしてグロあり、旅をする。
フォールアウトのコンセプト
1950年代のアメリカの文明 (冷戦時代)をそのまま原子力技術だけが発展した時代(レトロフューチャー)であり、アメリカ人から見ればどこか懐かしさ、日本人から見れば少し奇妙な世界観と発見がある。またゲーム作中ではその年代の流行った歌を聴くことができ、妙なノスタルジーを感じさせるのが魅力である。
ゲーム版のファールアウトについて
1997年にPC用ゲームFalloutが販売。そして本ドラマに一番ちかい内容のFallout4が2015年に販売され、日本においてはps4でfallot4が販売されたことをきっかけにコアなゲーマーたちに広まった。
ファールアウトは日本のゲームと違い主人公の設定がない(厳密にいうとfallout4だけは少し違う)状態である。そのため街の住人と会話する際、善良な市民から極悪非道な殺人者を演じるロールプレイをすることができ、その点が大きな魅力の一つとなっている。
どんな人におすすめ?
・グロテスク表現に耐性がある、いやむしろ好き
・銃をガンガンぶっぱなし野郎どもがひゃっはーしているぶっ飛んでいる世界観が好き
・カーボーイ並びにそういた古き良きアメリカが好き
上記3点当てはまれればあなたもきっと楽しめるに違いない。
でどこが魅力なの? 言葉一つでわかるキャラや世界観
「よしやるかぁ」に秘められた意味
ぶっ飛んでるのはなにも世界観だけではない、いやそれ以上に主人公もぶっ飛んでいる
かわいい顔で「よしやるかぁ」、との掛け声で大胆不敵に行動する主人公。
本作を象徴する名言となっている。
言葉通りの意味だけではなくまぎれもなくゲーム越しの我々プレイヤーの気持ちを代弁しようと試みた結果の産物であると推測する。
概要でも少し述べたがゲームFalloutは極悪プレイから善良プレイまでできるリプレイ性高いゲームだ。
そこでプレイヤー(以下我々)はあらゆる場所で人と出会い様々な選択をしなければならない、ゲーム故この選択を言ったらどういう結果になるかある程度想像はできるのだ。
つまり悪役プレイなら基本敵対行動をとれば戦闘になるし、善良プレイでも基本くそったれNPCしかいない世界なので、人々を助ける選択肢を選んでも戦闘となる。なかにはカリスマ性を高めて会話だけで説得することもできるのだが・・・ここまで踏み込むとゲームの話になるので控えておく。
話はそれたが、つまりゲームであるが故、我々がある選択を選ぶときわずかな猶予がある。その選択をするとき。その瞬間「よしやるかぁ」と我々は無意識のうちに覚悟を決めプレイしているのである。本当に言っているわけでも意識しているわけでもないのだが、この言葉を聞いたときプレイ経験のある私ははっとさせられた。
たった一言でもわかる世界観の深さ
作中水を求めている一般人がおり、主人公は水を一口差し上げるのだが、それを飲み干してしまった。
ウエイストランド人いわく、「きれいな水を与えられたら最後まで飲むべし、たとえ喉が渇いてなくても飲めるだけ飲め」
そう、誰かの名言「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」だからよこせと表現するのではなく、一般人として最低限のマナーは守っているというウエイストランド流のオブラートに包んだ言葉(どんな言葉で言いくるめても結局やっていることは野蛮)、文明や人としての尊厳がギリギリ保たれていると思わせる世界感が魅力の一つだ。
さらにこのウエイストランドではきれいな水を飲む機会がないということもわかる、喉が渇いてなくても次にキレイな水にめぐりえる機会はそうそうないのだ。
今後に期待するところ
一番気になるところはここ、物語が進むにつれ、主人公がいかに狂っていく(ウエイストランド流に染まる)のか。
ゲーム内で*パークというものがるのだが、それをもう作中に落とし込んでいて、ルーシーが大胆不敵になりつつあるのはそこから来ているのか。今後ルーシーが我々の知っている序盤のルーシーではなくなるのではないか楽しみでしかない。
*パーク?何それという方に説明すると、いわゆるレベルアップの褒美みたいなシステムがあるのだが、
例を挙げるなら・・・、銃を使ったらその分銃の扱いがうまくなる、人と積極的にコミュニケーションを取れれば話術が上達し敵対的人物でも説得で友好的な関係を築きやすくなるといったものをゲーム的要素に組込んだもの。
もちろんレベルが上がれば上がるほど、超人的になり、最後はそれ人間性を捨てて化け物になってない?みたいな優秀なスキルを身に着けていくことになる。(一番怖いと思うパークは放射能を浴びたりし続けてもダメージを受けるどころか逆にダメージを回復してしまう)。
それ以外にもゲームで存在感のあった変異生物がまだ登場していないのでどのような形で登場するのか?
魅力的なコンパニオンも出てくるのではないか?
今後のシーズンも見逃せない。
結論 みんな見てくれ後悔しないから
いろいろと書きましたが、個人的に今年度ベスト3に入るくらい面白い作品です。
作品を知っている方はもちろん、知らない方でも楽しめるものとなっております。PS4やPS5持っている方は、この作品をきっかけにfallot4をやってみても楽しめるでしょう。
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